「夢を追いかけて」

The journey to dream(1993 よみうりテレビ)

原案・撮影・編集:小中和哉
脚本:関顕嗣
音楽:葛生千夏

出演:水沢蛍 塩野谷正幸 鈴木敏夫 竹下保江

よみうりテレビが深夜に放送していた映画番組「シネマだいすき」の枠で製作された番組オリジナルの中編映画。16mmで撮影、編集し、プリントも焼いて劇場公開を果たした。 雑誌編集者・夕子(水沢蛍)は繰り返し同じ夢を見る。海辺で佇む自分。それは、あり得たかもしれないもう一人の自分だった。学生新聞の取材で出会ったイルカの研究者(塩野谷正幸)と恋に落ちた夕子は緒に島へ行こうと誘われるが、その誘いを断っていた。編集者として都会の喧騒の中で暮らす夕子は、思い切って彼の暮らす島へ行くことを決意する。 「おもひでぽろぽろ」に触発されて作ったロードムービー。編集長役で鈴木敏夫氏が出演しているのは同作にオマージュを捧げる意味合いもあった。長崎県五島列島へのブルートレインとフェリーの旅を実際にしながら撮影。現場は僕を含めて四人という超少人数体制。五島は祖母が暮らす島で、祖母も島の住人役で出演している。